今日は研究室の先輩の祝賀会。長尾柾輝.「襤褸服の倫理 : キュニコス派における着衣の問題をめぐって」. 倫理学年報 = Annuals of ethics / 日本倫理学会 編. 73:2024,p.97-110. https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I033434297(https://www.jstage.jst.go.jp/article/ethics/73/0/73_97/_article/-char/ja)が、日本倫理学会にて和辻賞の論文部門を受賞した。
長尾さんには色々とお世話になっている。今回も論文の書き方など参加にさせていただく。
主題は、なぜキュニコス派の<犬>たちは、通常の服装でもなく、そうでなければ全裸でもない「襤褸」を身に纏ったのか。論文は二つのパートに分かれ、第一節では諸々の先行解釈を批判的に検討していく。第二節では、それぞれの先行解釈に代わる独自の説を提起する。
先行研究の批判的検討では、各研究を「〜〜説」と銘打った上でまとめて、その限界点を指摘している。必ずしも全ての説が全面的に否定されるわけではなく、一定の留保がつけられるだけのものや、部分的に同意されていたりもする。
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本郷に来たついでに来年秋からを予定している留学について事務室に相談してみた。パンテオン=ソルボンヌへの留学を調べた限りでは、東京大学はいかなる提携も結んでおらず、新たに「受け入れ協定」を結ぶ必要がある、とホームページにあったので、その旨を伝えてみた。するとどうやら、受け入れ協定というのはそう簡単に結べるものではなく、今から新規に向こうの大学とやりとりをはじめると来年秋にすら間に合うか分からないほどなのだという。つまり、東京大学からパンテオン=ソルボンヌ大学に留学することは現実的ではなかった。
東大が協定を結んでいるのは、ENS(エコール・ノルマル・シュペリウール)、パリ第7大学ディドロ、パリ第8大学などである。ちょっと残念ではあったが、正直なところ、受けたいゼミや授業には戦士に直接連絡を取って潜ればいいので、とにかくパリの中に活動する拠点が持てれば良い。したがって、ENSか、精神分析学部のあるパリ8に行ければ僕としては特に問題はない。
来年秋の全学交換留学は7月に締め切りがあったようだが、それとは別の上記提携校への留学募集は来年に入ってから出るようなので、それに応募する形になるだろう。後ほど詳細も事務室からメールで送ってもらうことになった。
少し調べてみると、これがあった(https://www.globalkomaba.c.u-tokyo.ac.jp/news/nid00000332.html)。ENSのパリ校とリヨン校に各一名ずつの募集。フランス語による面接もあるらしい。なかなかハードルは高そうであるが、挑戦したい。来年がどうなるかは分からないが、2023年には1月末に募集があり、2月頭には締め切り。おそらくその後間もなく面接があると思われるので、来年の2月くらいには、面接に耐えうるだけの準備をしておきたい。DELF B2の試験が11月頭。自信は無いが、試験が終わった後も少しずつ勉強は継続しておこう。履歴書と研究計画書はフランス語で書く必要がある。早めの準備も頭の隅に入れておく。DELFなどの条件は明記されていない。
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