引き続き原文チェック。同時に読み直しながら内容もチェック。マリノフスキーの章は「対象の現前・作用」という呪術的機能と、「交換(≒交感)」の機能をどう統一的に把握するかということで最後に「呪術とクラ」の議論を検討するという流れで、途中で止まっている。というのも、たしか『西太平洋の遠洋航海者』の「呪術とクラ」には、なかなか呪術に関する決定的な議論が見られなかったからだ。ただ改めて思ったのは、この研究はラカンの研究なのであってマリノフスキーの研究ではない。あまりに踏み込みすぎると泥沼なので、マリノフスキーの思想を確定させる方向に行くのではなく、マリノフスキーの思想の中に幾つかの契機が混在していて、ラカンがそのどれを摂取したのかということを考える方向に行ったほうがいい。
あと2週間か。まだ焦りはない。終わったらやりたいことは色々ある。思想塾の論文としては「浮遊するシニフィアンの系譜」、12月末までに3月の日仏哲学会の学会発表申込、もし修論の一部をさらに調べられそうだったら、1月頭までに倫理学研究室の紀要論文にする。
それからフランス語の勉強も再開。DELF B2に落ちてたらその勉強。でもできれば仏文解釈の勉強をやりたい。それからラカンと神秘主義に関する調査(これは年明けの神秘主義の授業のレポートとして。だが調査内容を論文化するのも目指したい)。3月の日仏哲学会の発表では、修論から削除したレヴィ=ストロース章(ラカンとレヴィ=ストロースの関係)を扱いたいので、先行研究整理の続き(特にZafiropoukosとLucchelli)と、セミネール4巻+ハンス症例を集中的に読み込みたい。発表内容は6月末までにラカン協会に査読論文として応募を予定。3月の日仏哲学会は札幌開催なので、年度末にまた行けるのも楽しみ。
来秋のフランス留学のための準備もある。1〜2月におそらく仏文研究室の募集があるはずなので情報をちゃんと見ておくのと、勉強や資料準備。仏語の研究計画書など書かなければならない。
JASSO奨学金の返還免除申請もある。文学部に告知が出るので早いうちにチェックして、提出期間はとても短いので確実に申請する。
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