2024/9/14

今日は午前中、家庭教師の授業をやり、お昼を食べてから横須賀に向かった。乙女座の人たちが集まってタコスを食べる誕生日会に呼ばれていたからである。

横須賀の駅周りは横浜の街並みそっくりに感じた。横須賀には父方の叔母がいて、小さい時にはしばしば叔母の家に家族で遊びに行っていた。叔母の旦那さんは、たしか車のレースに関係する仕事をやっていた人で、重量感のある人である。叔母は僕にとってずっと優しいいい叔母さんで、遊びに行くといつも寿司を食べさせてくれた。一人でも、いつでも遊びに来てねと言ってくれた。

僕は家族にも親族にも、比較的恵まれている方だと思う。もちろん両親は離婚したし、母とも取っ組み合いの喧嘩を繰り返してきた。だがそれでも、もう戸籍上は他人の僕に対して、父も、父方の親戚たちもいつも快くもてなしてくれている。それに対して十分なお返しができていないという負債感はずっとある。

母方の親族は父方に比べてあまり親戚同士の付き合いがない。それぞれがそれぞれに生きて、そのまま葬式の時にだけ顔をあわせる。以前、家系図を作って親族についての記録を残しておきたい、自分がやらなかったらこのままなくなってしまう、というモチベーションが湧いたことがあったが、結局いまでも手付かずである。

僕はいま、自分のことで精一杯である。就職までの道のりはまだ長く、お金は多少もらっているが期限付きだし、査読付き論文の一つも出せていない。だが、いつか自分のことで精一杯でなくなる時など来るのだろうか。来ない気がする。人生は、まず自分のことを十分な程度まで積み上げて安定し、その次に他人にお返しをしていく、というものではないのではないか。そんな、ステージ1、ステージ2といった単純なものではないのではないか。いま始めないと、いつか始まるということはないのではないか。

明日は誕生日。Amazonで注文した、十字架の聖ヨハネの『暗夜』と、『犬塚堯全詩集』が届くのが楽しみである。

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