先行研究調べ。
デリダ「人間科学の言説における構造、記号、遊び」(1st, 1966)(『エクリチュールと差異〈新訳、合田訳〉』)
ドゥルーズ「何を構造主義として認めるか」(1st,1972、1968年には書き上げ)(『ドゥルーズ・コレクション 1: 哲学 (河出文庫 ト 6-17)』)
野口隆『レヴィ=ストロースとその周辺』(1986)
出口顯 編『読解レヴィ=ストロース』(2011)
國分功一郎『ドゥルーズの哲学原理』(2023[2013])
ドニ・ベルトレ(藤野訳)『レヴィ=ストロース伝』(邦訳2011、原著2003)
こんなもので一旦どうかな。あとは英仏圏の資料も集められるものをゲットする。マナや浮遊するシニフィアンに関する記述は色々集められた。読んでいて「全部わかった!」とはならなかったが、これから整理していく上で今よりは先に進めそうだという感触がある。
1954年11月30日にラカン率いるSFPが招待してレヴィ=ストロースが行った講演については、ベルトレの『レヴィ=ストロース伝』にも書かれていなかった。代わりに収穫としては、S2上巻の「イルマの注射(完)」(1955/3/16)の冒頭にラカンが、「レヴィ=ストロースの最新の論文を読んだ人はいますか」と問いかけているこの「最新の論文」というのが、多分、Les Temps Modernesの1955年3月号(no. 110)に収録された「寝そべったディオゲネス」ではないかと分かった。1954年の後半には、レヴィ=ストロースは翌年10月に出版される『悲しき熱帯』を書いていた。ラカンが「象徴的宇宙」(S2上巻)で論じているレヴィ=ストロースの講演の内容は、その前後の論文群から推定的に再構成するしかないだろう。
とはいえ、les temps modernesが3月の何日に発売されたのかによって変わってくる。ん、いや、3月号ということは2月に発売されたのか?
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