朝、いつものようにコーヒーを淹れてトーストを齧る。最近はずっとマーガリンとジャムを半分ずつ塗って食べている。マーガリンはSEIYUで安くなっていたので買ってみたのだ。たしか水素か何かを板に吹き付けて、重合反応だかなんだかを起こして化学的に生成していると言う話をどこかで聞いた。マーガリンは体に悪い、と以前から聞いていた。そのときは、その抵抗を感じながらも、マーガリンを買うことを自分に許してやりたかった。マーガリンはバターよりも柔らかい。何かのクリーム、練って作った壁材のような質感がある。たしかに人工的かもしれない。それを左官屋のごとくバターナイフを使ってパンの壁に塗る。左官屋といえば、僕が継続的に読んでいるファーブル昆虫記の蜂は、非常に精巧な左官屋仕事を行い、巣を作るのだ。食べ終わる頃にメールの通知が来た。DELF B1の試験結果が出たらしい。A2の時と比べてはるかに難しく、正直受かっている確信はなかった。このところ奨学金にも落ちて、色々詰め込んでいた仕事も諦めて、それで気分は軽くなったものの、下方調子な部分があった。気にしたくはなかったが、心臓がはやくなる。試験結果のページに移動して受験者番号を入力するのだが、まどろっこしい。さっさと見せてくれ。終わらせてくれ。と、入力を終えてボタンを押すと、69点で合格していた。
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